柿本山 影現寺 -柿本神社神宮寺-

  当日は、このコロナ禍にも関わらず多くの諸大徳、檀信徒様方にご列席頂き、思いのこもった大変温かく、感応道交極まった法会及び式典でございました。
午前10時、影現寺境内釣鐘の響きが晋山式の開始を告げ、その音色を合図に今回取り仕切りをお願い致しました奈良県山添村不動院住職 前川良基師を先頭に晋山式式衆(葛城市 當麻寺中之坊 松村實昭師・葛城市 當麻寺西南院 山下真弘師・香芝市 観音寺 辻昌道師)、前住職青木宏允、新住職深水弘裕が進列を始めました。
 先ず、柿本の鎮守様であられます柿本人麻呂大明神に新住職の就任報告と本日の晋山式の無魔成満を祈願し,本堂前で散華を散らし、本堂に入堂致しました。
 晋山式法会中で新住職が本尊様、檀信徒、諸大徳、及び、前住職に対しての感謝とこれからの決意をこめた慶讃文を高らかと読み上げました。
 法会後の式典では、葛城市當麻寺中之坊 松村實秀大僧正、高野山恵光院 近藤大玄大僧正、柿本区長 生野泰雄氏より祝辞を頂戴し、影現寺檀家総代 酒井郁雄氏 から謝辞を述べさせて頂きました。
 最後に新住職と新名誉住職から就任の挨拶と謝辞、を述べさせて頂き晋山式並び式典を荘厳の内に締めくくりました。

名誉住職 青木宏允 挨拶
 日頃は当山の護持に温かいご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、令和2年11月5日を以って当山住職を退任し、名誉住職を拝命就任いたしました。在位50年の長きに亘り多くの皆さまにご懇情を賜り誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
 後任には、今日まで副住職として私を支えてくれました、深水弘裕が同日晋山式にて、新住職を拝命就任いたしました。
 私は、かねてより住職の継承は、自らの体力に余力を残したうちに行い、新住職と共に法務に當たり、新住職の後方支援をしてまいりたいと念じておりましたところここにその願いが叶い望外の喜びでございます。
 皆さまにおかれましては、新住職への一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。

合  掌   

新住職 深水弘裕 挨拶
 皆様には、平素から影現寺の護持興隆にご支援頂いておりますこと、厚くお礼申し上げます。
 私、貧道深水弘裕は、令和2年11月5日に前住職 青木宏允より住職の命を受け、新住職就任式であります晋山式を当山影現寺本堂におきまして執り行わせて頂きました。
 元々、人生に迷い明日も知れぬまま仏道を求め高野山に上がり行く当てのない浅学非才な私を副住職に迎えて頂き、住職にまでさせて頂けた事は、誠に本尊十一面観音様のご加護と青木宏允名誉住職の慈悲深いご指導、並びに檀信徒の皆様の篤いご慈愛があっての事と心に刻んでおります。
未熟で青木名誉住職の足下にも及びませんが、皆様のご慈愛に報いるためにも、誠心誠意精進させて頂く所存でございます。これからもご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

合  掌