番外 華頂山元慶寺
15番 新那智山 今熊野観音寺
16番 音羽山 清水寺
17番 札補陀洛山 六波羅蜜寺
18番 紫雲山 六角堂頂法寺
19番 霊麀山 革堂行願寺
今回は、京都市東山区の15番 新那智山 今熊野観音寺からお参り始めました。
朝の早い出発でしたが、皆様お元気です。
このお寺を開山した弘法大師様を囲んで一枚。
このお大師様は、「子護大師」と呼ばれ、特に子供を守ってくださるお大師様です。
次に、同じく東山区の音羽山清水寺にお参りしました。
「清水の舞台」や落語「はてなの茶碗」などで有名な古刹です。
海外の方も多く活気がありました。
清水寺の観音様は、霊験あらたかで特に眼病に効験があると信仰を集めてきたそうです。
この舞台から緑の山々を見るだけで日頃の目の疲れがとれそうです。
有名なごの舞台は、12メ ー トルあり記録があるだけで235件の飛び降りがあったようです。
もちろん現在は、堅く禁止されておりますのでご注意ください。
京都市東山区の補陀洛山六波罹蜜寺をお参りいたしました。
この古刹は開山の空也上人像が有名です。
また、 名前の「六波罹蜜」とは悟りを得るために必要な6つの修行のことです。
お昼を戴いて京都市中京区霊麀山 革堂行願寺にお参りしました。
このお寺の名前の中に「革堂」とありますが、
開山の行円上人が常に鹿の革に書かれた経文を所持していたことに由来致します。
行円上人は 、 元猟師であり鹿を撃った時にその腹の中に
子鹿がいた事に衝撃を受け僧侶になりました。
常に所持していた鹿の革はその時の母鹿の物だそうです。
その録起から、革堂と名付けられたようです。
しかし、いろいろな仏縁で仏道に導かれているのですね。ありがたいです。
続いて京都市中京区紫雲山頂法寺 六角堂をお参りいたしました。
このお寺の開山は、聖徳太子です。
太子が四天王寺を建立する為に資材をごの地に求めに来たときに、夢のお告げを受け建てたそうです。
また、聖徳太子が沐浴したとされる「池坊」という池に生け花を
毎日供えていた事から、日本の生け花の発祥の地とされています。
今回最後のお参りは、京都市山科区華頂山 元慶寺です。
遍昭上人がお開きになった名刹です。
花山天皇がこの寺で出家して花山法皇になりました。
ごの花山法皇が、廃れていた西国霊場を復活されました。
西国霊場をお参りできる事の喜びと感謝の気持ちを花山法皇様にお伝えして帰路につきました。