水子供養アイコン

水子供養とは
mizuko
「水子」とは、母体の中母に生を受けながらも、悲しくもこの世に出てくる事が出来なかった子どもの精霊のことです。
流産してしまった、もしくはさまざまな理由で人工中絶に至った精霊も含めます。「水子」という言葉の由来は、日本神話に出てくる、生まれてすぐに海に流された「水蛭子」という神様に由来すると言われております。
本来は、お母様の体内から出てこの大地に立ち、太陽の下、神様仏様から受けた壽命を全うすべき命でした。しかし、さまざまの因縁理由のため、生まれることが出来なかったこと、それは大変悲しく失われた命の事を考えれば嗚咽がもれ、言葉を発する事が出来ません。しかし、ご両親はその悲しみを受け入れ、乗り越え、生まれることが出来なかった子の分まで生きなくてはなりません。「自分には幸せになる資格がない」など言われる方も多いですが、あなたが親の幸せを願うのと同じように、あの子も親の幸せを願っておいでです。
当山では、そのような方々への思いを埋めさせていただこうと、水子供養を承っております。
水子供養の流れ
1
お電話、もしくはお問い合わせフォームよりでお申し込みいただきます。
  • ・ご都合をお聞きし、当山で供養する日取りを決めます。
  • ・ご予約日時には、1件しかお受けしませんので、他の方と同席でご供養することはございません。
2
ご予約当日、ご来院ください。
  • ・寺院境内に駐車場もございますのでお車でご来院いただけます。
  • ・近鉄新庄駅から当寺院まで徒歩1分ですので電車のご利用もお勧めいたしております。
3
本堂にお上がりいただき、本尊十一面観音様、そして子どもの護法尊であります地蔵菩薩様(当山に伝わる宿院仏師源次作)の御前におきまして、水子様をご供養いたします。
4
当山境内地にある、柿本人麻呂大明神の御前で、ご供養された水子様が新たな命を得て、この世に生まれ出ていただける様にご祈願いたします。
当日のご供養は以上ですが、その後も水子供養帳に水子様のお名前を残し、当山が日々の勤行でご供養を続けさせていただきます。この水子供養帳は、当山の僧侶しか読みませんので、他の方に水子様の事が伝わることはございません。
お布施について
alt
一霊様のご供養につき、3万円のお供えをお願いしております。あくまで当山は、悲しみの中にある方が前に進むお手伝いが出来ればと、水子供養をさせていただいております。家族や知人に知られずに供養を希望される方も、遠路からお越しくださいます。周りを気にすることなく、安らかなお気持ちでご供養に専念できるでしょう。
当然ではございますが、秘密は厳守いたします。安心して当山までお気軽にご相談ください。