33番 谷汲山 華厳寺
結願 定額山 善光寺
平成25年11月より開始いたしました「西国三十三観音巡礼の旅」が全行程九回という三年越しの旅になりましたが、 今回をもって無魔成満いたしました。
まず、谷汲山 華厳寺をお参りです。
この名刹は、会津の住人であった大口大領が地元の文殊菩薩から授かった榎の霊木を持ち、京都に来て仏師に十一面観音像を彫らせたそうです。
この仏像を持って会津に帰る途中 、この地に来ると仏像が急に重くなり動けなくなったといいます。
そのため、 大口大領は山中で修行していた豊然上人の助けをかり、延暦17年(798年)に堂を建てこの観音像を祀った。
これが華厳寺の創始と伝えられています。
初めに、 満願堂の前で一枚いただきました。
続いて、 笈摺堂で皆さんと一緒に撮影致しました。
このお堂にこの巡礼中に着ていた「笈摺」を奉納致します。
笈摺だけではなく、願いの籠もった千羽鶴も沢山お供えしてあったのが印象に残っております。
本堂前で集合写真を撮らせていただきました。
皆さんのお顔に結願の喜びが溢れています。
この写真は、「精進落としの鯉」と呼ばれ、 龍になる直前の龍を表し33ヶ寺満願した方々が触れると御利益があるという鯉の彫り物です。
4番目の写頁は、善光寺へのお礼参りで本堂の前での写頁です。
皆さまの満面の笑みをご覧ください。
お四国もそうですが、この西国もお参りされた方々は、口をそろえて「ありがたい」とおっしゃいます。
中には、亡くなった大切な方に出会えた気がする、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
それだけ、特別な何かがごの巡礼にはあるというごとだと思います。
人麿真済会は、これからも巡礼を致します 。
興味のある方は、どうぞご参加ください。
心からお待ちしております。